黒柴犬いっぴきとおひとり様の秩父里山移住暮らし

黒柴犬と都内極小マンションで暮らしていたかあちゃんがヤフオクで古民家落札!2年間の週末田舎暮らしを経て秩父横瀬町に移住!!

黒柴むさしじいちゃん経過報告4・・・また一歩

たった一晩の油断でこんなにも酷くなる褥瘡。
後悔先に立たず・・・・いや、後悔しても始まらない。
取り返そう。
・緑内障が進行して失明、目が見えない
・耳も聞こえない
・腎不全
・左の頬・肩・肘(膝?)指が褥瘡。1円玉大の穴3つ。
・16歳と3ヵ月のシニア

病院では「いよいよ最期の様ですね」と言われた。


でも満身創痍のくせに起き上がってしまう。

歩き回ってキズを下に倒れこむ。
起き上がれなくなっって、もがいて下にしたキズが開く
これが悪化する原因。

とにかく少しでも楽にしてあげる工夫をしよう。
・歩ける範囲を6帖から1帖に(倒れそうになっても常に壁に囲まれているから寄りかかれる。壁は段ボールなど柔らかいもので)
・一日数回窓を開けて換気(緑いっぱいの山の空気)するとじいちゃんは反応する。
やはり外に出たいんだな~
・包帯や、病院で出された薬、ハイカロリー食はすべてネットで購入
・傷口にはハイドロコロイドを使用すると勝手に決めた。
(褥瘡の治し方はいろいろあるけれど、病院でのガーゼや綿布はダメだと思う)
※ハイドロコロイドとは、疎水性樹脂(水と馴染みにくい化合物)の中に、吸水性粉末(水を吸収する粉)が分散している状態のことをいいます。傷をやさしく効果的に保護できる素材です。傷パットとかキズパワーとかね。これで傷を治癒する方法が湿潤療法。
※湿潤療法(モイストヒーリング)とは創傷部位を乾かさないように閉塞することで、痛みを軽減して傷跡も残りにくく、傷を早く治そうとする療法です。これは創傷部位より出てくる体液を保持することで、体液中に含まれる各種細胞増殖因子(細胞の成長や再生を促す成分)の働きを促し、人間が本来持っている自然治癒力を引き出す療法です。

・横たわるだけではなく「ふせ」の体勢を作る(お腹の下にまくらを挟み込む)


・おむつはしない。これだけは元気なころからそうしようと決めていた。
この状態でおしっこやうんちをすると「きゅんきゅん」と鳴いておしえてくれるので
シートを抜けば済む。(何枚も重ねて敷いているから一瞬でキレイ)


水もごくごく、流動食もごくごく、ボーロはぱくぱく

「まだ生きとるわい!うまいもんくれっ!!!」byむさしじい


病院に2回連れて行って思ったのは、やはり日頃からの知識が必要だということ。
「いよいよ最期の様ですね」と言われたけれど、
言われてからじいちゃんの最期を報告しに行くのは、きっと、ずーっと先だと思う。
そう思えるくらい、むさしじいちゃんは生きようとしているよ(^^)

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