むさしじいちゃんが急性緑内障で失明してから3年・・・
秩父横瀬のこの家に内見にきた直後に失明したので、秩父暮らしはほぼむさしじいちゃんの闘病生活だった。家を空けられないし、旅行や遠出できないし、いや、そこに不満はないのよ。なにせ遠出は出勤自体が往復140キロだしｗ

↓2017年12月8日の時点での目薬の山・・・。

緑内障になると普通は失明を防ぐ為に、進行を遅らせる為の治療をする。
検索をかけても「失明してしまった後」をどうするのか？
はほとんど出てこない・・・・。

失明しても眼圧の上昇は避けられない。
ほおっておくと眼球が眼圧にたえきれなくなって破裂し、目がしぼむ・・・・
見た目は目の玉がないから・・・・・ちょっと怖い。
なにより破裂するまで、とてつもなく「痛み、激痛」がともなうはずだ。

選択は２つ！
ひとつは両目に義眼を入れる。そうすれば「痛み」もなくなり、見た目も普通・・・。
もうひとつは一生眼圧をおさえる目薬を続ける。そうすれば「痛み」はある程度コントロールできる。見た目は良く覗き込めば「あ～見えないのね」って言われる程度

かあちゃんは「目薬」を選んだ。高齢のむさしじいちゃんに全身麻酔をかけて義眼を入れるリスクが怖かったから！

3年間毎日一日２～３回の点眼。緑内障の目薬や内服薬も徹底的に調べて日本にはない薬も海外から取り寄せて、今、↓こんなになりました。（比較写真はおつうです）

むさしじいちゃんもがんばってくれました・・・・けれど・・・・・。
ついに「ドルゾックス」も「ドルゾックスT」も効かなくなってきてしまった（；；）

緑内障の目薬は基本、いつかは効かなくなります。
ドルゾックス、ドルゾックスTは副作用としてまつげが伸びて目に入り眼球を傷つけてたり刺激してしまいます。
頼みのキサラタンも副作用として染みたり、かゆみだったり目の充血があります。
なによりキサラタンやそのジェネリックが手に入らなくなってきました。
もちろん病院にいけば手に入りますけれど・・・・。
※病院に行っても失明しているので基本的にはかあちゃんのとった行動と同じだと判断しています。あとは細胞を少しずつ殺して、強制的に目をしぼませる方法・・・・。
かあちゃんは嫌です。これはかあちゃんの勝手な個人的な選択方法です。

むさしじいちゃんの目は薄緑の（風邪をひいたときの鼻水や痰みたいな感じ）目ヤニがひっきりなしに出て、目を必死に掻いてしまう。点眼やかあちゃんが目に触るのを嫌がる。眼圧も高いのが指の感触でわかります。
かあちゃんが仕事から戻ると「どんよりとしたむさしじいちゃんの顔・・・・・」

もう長時間の留守はもたなくなってきている。
ヤバい！なんとかしなければ・・・・・。
キサラタンの残りがあと1本・・・・。

・・・・・・・。
・・・・・・。
・・・・。破裂？・・・・・。ヤダ・・・・。

それで、あちこち探してたどり着いたのがこれ、
アルファガンソリューション0.15％ 【1本5ml】

緑内障の目薬は基本、人間の者と同じなので人間の緑内障のサイトを探しまくった。
一日1滴でOK,副作用が少ない。差し心地が良いという人間の感想に頼ってみよう。
「神様・・・・どうか、どうか、むさしにも効きますように・・・・」

点眼した瞬間に目がクリアーになっていくのがわかる！！！！！
点眼開始3日目、まだ目を掻いてしまうけれど、掻くというよりにゃんこさんの顔洗いのように撫でている感じなのでエリザベスカラーもはずしました。
なによりマジで1滴で24時間効いている。目が小さいｗ（眼圧が保てている）
まつげものびない！ドルゾックと違ってサラサラなので目の周りの毛が固まってしまうこともない。

お値段1本はドルゾックスの倍はするけれど、点眼の回数が２～３回から1～2回に減ったので、結果、以前と変わらない。
「神様ありがとう・・・・」
しばらく様子見です！点眼の回数は減ったけれど、むさしを抱っこする回数は増えそうです。かあちゃんがむーさんに甘えたいんだもん♪

「おつう・・・ありがとうね。あんたはやんちゃで破壊の女王だけれど、あんたが健康でいてくれて本当に助かっています（＾＾）ただ、あんたももうすぐ11歳、ジャンプ力も落ちてきているんだから、やんちゃはほどほどに・・・。」